■コラ講座番外編〜NiVEについて〜個人的メモ

MADの音合わせのやり方について質問がありましたので、私がやっている方法についてメモを残してみます。
ただし、あくまでも私なりのやり方なので効率が悪かったり遠回しだったりするのでその辺りはご了承のほどを。
そもそも私はトライ&エラーの力押しでMADを作ったド素人さんなので良いやり方があるなら私の方が聞きたいゴニョゴニョ


○その1〜タイミング合わせ用の動画を作成する

まず1秒だとか0.5秒おきに画像が切り替わるスライドショー的な動画を作り、それをMADに使用するWAVデータと合わせて出力します。 (このスライドショー自体は別にMADと無関係なものでもOKです)


こんな感じでスライドショーを作成する

あとはその出力した動画を参考にして演出のタイミングを計っていきます。
この音が鳴った時にこの画像が表示されていたから〜という具合にタイミングを合わせていく訳ですね。
その際タイムラインにスライドショーの動画を追加しておくと定規代わりになって便利です。


タイミングを合わせ終わったら定規代わりにした動画は削除するなり無効化してしまえばOKです。

ちなみにスライドショーですが、画像の切り替えが早過ぎると目に優しくありません。そういう時はこんな具合に画面を分割して順に切り替えていくようにしておくとモアベターです。

例)左上→右上→右下→左下→左上……という風に一つずつ順番に画像を切り替えていく


発展形として、予めBGMに合わせて画像を切り替えていくスライドショーを作り、それを下敷きにしてタイミングを合わせながら編集していく方法もあります。 やり方としてはMADを2つ作る格好になるのでその分の手間は掛かりますが……。


○その2〜先にタイミングを合わせてから演出を行う

その1の発展形と少々やり方が被りますが、最初に音と合わせる事のみに重点をおいて各トラックを配置していきます(この時点ではフェードインや移動などの効果は一切入れない)。

どのタイミングで画像を表示してどのタイミングで画像を消すのか、トラックの開始点と終了点のタイミングを先に合わせてしまう。

そうやって音と画像表示のタイミングを合わせておいてから、演出を入れるようにします。感覚的には画コンテを作ってから演出を入れていく手法、といえばいいでしょうか。
フェードインや画像を画面外から移動させてくる場合はその分動かし始めるタイミングを早めたりする必要がありますが、この辺りは慣れてくると感覚で分かるようになると思います。多分。

副次的な利点として、動画の流れを把握出来るので構成を調整し易いという事があります。


○その3〜NiVE上で再生しつつカーソルを見ながらタイミングを計る

凄まじく単純で圧倒的に原始的な方法ですが、NiVE上で再生してタイミングを調整するというやり方です。
マシンスペックにもよるでしょうが、大抵の場合は普通に動画を再生した時に比べ再生速度が半分以下になるのでそこそこ間は取り易いかと……遅くなり過ぎると逆にやりヅラくもなったりしますが。
編集した内容が即座に反映されるので動画出力の必要が無いという点もメリットですね。

問題点としてはトラックやエフェクトの数が多いと重くなり過ぎて間を合わせるどころではなくなる点、 (私の環境のせいかもしれませんが)ちょくちょくフリーズする点などが挙げられますので、多用はオススメ出来ませんが。

単純に音とフレームを比較したい場合はWAVデータ以外のトラックを一旦無効にしてしまえばいくらかマシになります。




………………。

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とりあえず今説明出来そうな事はこのくらい……かな?
私自身まだまだ試行錯誤を繰り返している状態ですので間違っている事を言っている可能性も充分にあり得ますのでご注意をば。

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