■補足説明:「ナビゲーション」
この記事の内容はGIMP ver2.6.11準拠となっております。

「ナビゲーション」 とは簡単に言うと 編集している画像をプレビューする機能 です。
画像ビューアだとか、Windows付属のフォトギャラリーみたいなものと思って頂ければ大体合っているかと。
右下の赤枠で囲われているのが「ナビゲーション(ダイアログ)」です


ダイアログの下部にあるスライダーコントロールや、虫眼鏡のアイコンを操作する事で編集中の画像の表示倍率を変える事が出来ます。
※拡大/縮小するのはあくまでも表示倍率で、実際に画像のサイズを変更している訳ではありません。


このつまみをドラッグしたり・・・
虫眼鏡のアイコンをクリックする事で・・・

表示されている画像を拡大/縮小する事が出来る

ちなみにマウスホイールでも同様に拡大/縮小が出来ますので、ホイール付きのマウスをご使用の方は活用してみて下さい。



また、「ナビゲーション」 が持つ機能は表示倍率の拡大/縮小だけではありません。

画像を編集していると、表示倍率を上げ過ぎたり或いは元々の画像サイズが大き過ぎるなどの理由で 画像がウインドウの中に収まりきらない、 という状況がちょくちょく起こると思いますが、そんな時に 「ナビゲーション」 はとても重宝します。

この時の 「ナビゲーションダイアログ」 の中の プレビュー に注目して下さい。
プレビュー の一部が白枠の四角で囲われ、その周りが暗くなっているのがわかるでしょうか?


この白い枠はGIMPのウインドウと連動しており、ドラッグして動かす事が出来ます。
つまり、白枠を移動させればそれに対応してウインドウに表示されている領域も移動する という訳です。

例えば白枠を左上へと動かしてみると、それに合わせてウインドウに表示される領域も画像の左上になる


更に、この 「ナビゲーション」 はウインドウの下側・右側についているスクロールバーを使った場合と違って  (ある程度までなら)画像の外側にも動かす事が出来ます
なので、↓のようにして画像の端の部分をウインドウの中央に持ってくる、といった事が可能です。覚えておくと、きっと役に立ってくれるでしょう。


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